〔Q〕消防車はなぜ赤い色をしているのですか?
〔A〕明治時代に初めて外国から輸入した蒸気ポンプや消防車が赤い色だったからといわれています。
他にも、炎の色と似ているので、人々に警戒心を持ってもらえるためという説もあります。
そして、1951年(昭和26年)には道路運送車両法という法律で「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車
にあっては朱色」(道路運送車両の保安基準 第四十九条)と決められました。
◎参考資料
・『サイレンカー (ポプラディア大図鑑WONDA)』 小賀野実/監修 ポプラ社 2017年 <537/サ> (41頁)
・『消防車のヒミツ80 特装車両の花形!』 木下慎次/著 イカロス出版 2008年 <317.7/キ> (14、15頁)
・『人びとをまもるのりもののしくみ1 消防車』 こどもくらぶ/編 ほるぷ出版 2011年 <537/コ/1> (23頁)
・『鉄道・乗りもの』 学研プラス 2019年 <536/テ> (174、175頁)
・『はたらくじどう車スーパーずかん 1 しょうぼう車』 小賀野実/監修・写真 ポプラ社 2008年 <537/ハ/1> (30頁)
・ 国土交通省 道路運送車両の保安基準 第49条 https://www.mlit.go.jp/common/000187407.pdf (2023年8月1日)